オーストラリアからの留学生、ケイティちゃん(当時13歳)が私(当時14歳)の家で受け入れることになり、
初めて会った学校の多目的ホールから家に行くまでの車内でショックを受け(前回の記事)、
さらに自信を無くすことが起こります。
当時、同じ部活だった友達も同じプログラムで留学生を受け入れていました。
その子は友達はMちゃん、留学生はアリスちゃんという子でした。
Mちゃんは私とケイティちゃんを夕食に招いてくれました。
特に家で何のイベントもない私にとっても大変ありがたいことでした。
Mちゃんの家でも、お母さんとMちゃんはそれほど英語が話せません。
しかしアリスちゃんととても楽しそうに過ごしていました。
私と決定的に違ったのは、「英語以外でもコミュニケーションをとろうとしていたこと」でした。
例えば何か飲み物がほしいか尋ねる時、当時の私ならまずコーラ、水、お茶は英語で何というか調べてからケイティに口頭で伝えます。
しかし、Mちゃん家がやっていたのは、冷蔵庫に直行してコーラと水とお茶を見せて「コーク?ウォーター?ディス(お茶/teaという単語がでてこないためthisで代用)」というものでした。
非常にわかりやすいし、そこからいろんな話ができます。
例えば「お茶」を見せてこれは英語でなんというのか、とか、逆に留学生もお茶がなんなのかわからなかったら、それに質問できますよね。
私のやり方だと、発音がわからなければまた聞き返さないといけないし、そもそも何かを聞かれているのに相手がまごまごして何にも伝わらなかったら、
お互いに非常にストレスになります。
それに、そもそもこれは英語の授業中ではなく、生身の人間とコミュニケーションをとっているので、「自分の伝えたいこと」が伝わればどんなコミュニケーション方法(伝え方)でもいいわけです。
それなのに当時の私はおそらく「英語でコミュニケーションをとって仲良くなるぞ!」という自分の中の目標を無意識に重視しすぎていたようです。
もし、これから留学生を迎え入れようと思われているホストファミリー候補の方がいらっしゃって
「英語が話せなくて不安だな…」と思われている方がいらっしゃったら、
留学生を迎え入れるために大切なのは、英語よりも「コミュニケーションをとりたい」という気持ちと「コミュニケーションをとる工夫」だと思います。
もちろん英語が話せたら楽です笑!
でも、取れないなら取れないなりに、楽しいことが多いと思います。
当時の私は残念ながらそれに気づくことができませんでした。
その後、Mちゃんはケイティちゃんと私をプールに誘ってくれたりして一緒に遊びましたが、
そのたびに「Mちゃんはすごいな…」と思ったり、「そもそもアリスちゃんのほうが優しそう」など、何も自分で工夫しようとせず、現状を嘆いたり、ほかのだれかの行動に感心したり、受動的な行動しかしていませんでした。
その後も私はケイティちゃんとあまり仲良くできず、あっという間に最終日を迎えてしまします。
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大阪在住20代後半。日系大手→外資中小企業に転職。マーケティングを担当。TOEIC945点。過去の私が知りたかったことを書いてます。これから同じ経験をしようとしている人の役に少しでも立てばいいな。